
| ☆☆ 主なこどもの病気 ☆☆ | 突発性発疹 はしか(麻疹) 風疹 おたふく風邪 反復性耳下腺炎 手足口病 百日咳 ヘルパンギーナ みずぼうそう(水痘) ヘルペス口内炎 りんご病 マイコプラズマ肺炎 インフルエンザ インフルエンザ脳症 クループ 溶連菌感染症 |
予防接種について | 予防接種の種類と接種時期 |
<治療>
熱が高くて機嫌が悪ければ解熱剤を処方します。
<家庭で気をつけること>
1 高い熱
とても高い熱が続きますが、熱で頭がおかしくなることはありませんから、あわてないように。熱が続くあいだは赤ちゃんがすごしやすいようにして下さい。
2 ミルク
飲みが少なければ、うすめてみてはいかがでしょう。イオン飲料や果汁の方を好むなら、それでもいいですね。熱があるので、水分を充分に与えましょう。
3 離乳食
食べるならいつもどおりに。
4 入浴
高い熱のあるときや元気のないとき以外は、発疹があっても入浴してよいでしょう。
<こんな時はもう一度診察を>
1 ひきつけたとき
2 水分をとらず、ぐったりしたとき
<家庭で気をつけること>
1 高い熱
熱が続くときは熱さましや氷枕を使って快適にすごせるようにして下さい。「はしかは冷やすな」というのは迷信です。
2 強い咳
咳止めを処方しますが、それでも強い咳が続きます。
3 食べ物
食欲がなくなるので水分を十分に補い、消化のよい、口当たりのよいものを与えるようにしましょう。
4 入浴
発疹が薄くなり、咳も少なくなって熱がなければ、入浴してもよいでしょう。
<次の診察は?>
はしかは肺炎や脳炎を合併することがるので、治まるまでは目が離せません。先生に指示された日時に受診して下さい。
<他の子にうつしたかもしれない>
予防接種をうけていない子がはしかのこと接触したときは4〜5日以内にガンマグロブリンの注射をうければ発病を防ぐ(または軽症化する)ことができます。早めに知らせてあげましょう。
<治療>
頭痛や関節痛、発熱がみられるときには熱さましや痛み止めを、かゆみが強いときはかゆみ止めを処方します。
<家庭で気をつけること>
熱がなくて元気でも、発疹が消えるまでは家の中にいて下さい。食事その他、いつもと同じ生活でかまいません。
<こんな時は診察を>
1 ぐったりして元気がないとき
2 熱が3日以上続くとき
<保育園・学校>
熱もなく発疹がすべて消えたら行ってかまいません。治癒証明が必要です。
<妊婦に近づかないで!!>
妊娠初期に風疹にかかると、産まれてくる赤ちゃんの目や耳や心臓に障害をきたすことがあります(風疹症候群)。風疹の子を、妊婦や妊娠しているかもしれない人に近づけてはいけません。妊婦が風疹にかかったかもしれないと心配になったら、産科の先生に相談してみましょう。
<風疹ワクチンについて>
風疹症候群のことがあるので、女性は特にしっかりワクチンを受けてください。過去に風疹と診断されたことがあっても、「抗体検査」をしていない場合は、本当に風疹だったのかどうか分かりません。似たような発疹が出る病気はとても多いのです。そういう場合は、ワクチン接種をしてください。万一、過去に風疹にかかっている方がワクチンを接種しても特に問題はありません。
<治療>
熱や痛みをおさえる薬を処方します。痛いときは冷湿布をしてもよいでしょう。
<家庭で気をつけること>
1 食べ物:すっぱいものやよく噛まなければいけないものは避けましょう。
2 入浴:高い熱があるときや痛みが強いとき以外は、かまいません。
<保育園・幼稚園・学校>
腫れがひくまでは他の子にうつります。約1週間かかります。登園・登校には治癒証明が必要です。
<こんな時はもう一度診察を>
1 頭痛が強く、何度も吐くとき(髄膜炎を合併することがあります)
2 1週間たっても腫れがひかないとき(他の病気を疑います)
3 熱が5日以上続くとき(他の病気を疑います)
4 耳の下の腫れが赤くなったとき(化膿性耳下腺炎を疑います)
5 睾丸を痛がるとき(睾丸炎を合併することがあります)
<予防法>
ワクチンがあります。1歳以上なら受けることが出来ます。
Rustyは2歳のときにかかりました。片側だけ腫れ、高熱が3日ぐらい続き、1週間ほどで完治しました。
そのきっかり1週間後にRenackも感染し、40度近い熱と人相が変わるぐらいの両頬の腫れ、歯痛などかなり辛かったです。
小さい頃に予防接種を受けておけば良かった。。
でも、耳下腺の腫れはじめに、反復性耳下腺炎かおたふくかぜかを判断するのは無理です。
<治療>
痛みが強いときは薬を処方します。
<家庭で気をつけること>
1 食べ物
痛みが強いときはすっぱいものは避けた方がよいでしょう。たいてい痛みは軽いので、何を食べてもかまいません。
2 入浴
入ってかまいません。
<保育園・学校>
初めは、おたふくかぜと区別がつかないので、一応おたふくかぜと考えて休ませなくてはなりません。これでは耳の下が腫れるたびに休むことになります。血液検査でおたふくかぜの免疫があるとわかれば、次に腫れたときは休まなくてすみます。
Rustyは2歳のときにかかりました。片側だけ腫れ、高熱が3日ぐらい続き、1週間ほどで完治しました。そのきっかり1週間後にRenackも感染し、40度近い熱と両頬の腫れ、歯痛などかなり辛かったです。小さい頃に予防接種を受けておけば良かった。。
<治療>
治療をしなくても自然に治る場合がほとんどです。熱やのどの痛みがあるときにはそのくすりを処方します。
<家庭で気をつけること>
1 食べ物
口の中が痛いときは、しみないものを与えましょう。熱いもの、塩味や酸味の強いもの、かたいものは控えます。
2 入浴
熱がなく元気ならかまいません。
<保育園・学校>
行ってよいかどうかは、症状しだいです。主治医の指示に従いましょう。
(手足口病は、症状が軽いことが多く、また、感染期間が約1カ月と長いため、最近では感染予防としての隔離はあまりしなくなりつつあります。)
<こんな時はもう一度診察を>
1 口の中が痛くて、水分を取れないとき
2 高い熱が3日以上続くとき
3 吐いてぐったりしているとき
<治療>
百日咳に有効な抗生剤と咳止めを処方します。それでも強い咳は続きます。
<家庭で気をつけること>
1 食べ物
咳込んで吐くので、1回量は少なく、回数を多くして、消化のよいものを与えましょう。
2 入浴
咳が軽くなって、機嫌や食欲が普通になれば、入ってかまいません。
<こんな時はもう一度診察を>
1 咳込みがひどく、息が止まりそうになるとき
2 せきで何度も吐いて、元気がないとき
3 熱が出たとき
<保育園・学校>
百日咳特有の咳が消えるまでは休ませること、と決められています。診断から約3週間ぐらいと思って下さい。
<赤ちゃんにうつさないで!!>
百日咳の子を赤ちゃんに近付けてはいけません。
<治療>
熱やのどの痛みをおさえる薬を処方します。
<家庭で気をつけること>
1 食べ物
口の中が痛いときは、かまずに飲み込めるものを与えます。プリン、ゼリー、アイスクリーム、冷ましたおじや、とうふ、グラタンなどがよいでしょう。
2 水分
十分に水分をとるようにしましょう。オレンジジュースなどすっぱいものはしみます。牛乳や麦茶、みそ汁、ポタージュスープなどがよいでしょう。
3 入浴
高い熱があるときや元気のない時以外は、がまんする必要はありません。
<こんな時はもう一度診察を>
1 口の痛みが強くて水分を飲めず、ぐったりしたとき
2 高い熱が3日以上続くとき
3 元気がなくて、ぐったりしているとき
<保育園・学校>
熱が下がって口の痛みがなくなるまで、4〜5日は休ませましょう。
<治療>
かゆみ止めの塗り薬とのみ薬を処方します。発疹が出現して2日以内ならウイルスをやっつける薬を飲むことにより、症状を軽くすませることもできます。
<家庭で気をつけること>
1 かゆいけど
ひっかいてかきこわさないよう爪は短くしておきましょう。赤ちゃんなら手袋をするのもよいでしょう。
2 お風呂
水疱を破らないように注意すれば、入ってもかまいません。
3 食べ物
口の中に発疹ができると痛いので、しみるもの(塩辛いもの、すっぱいもの)はいやがるでしょうね。特に食べてはいけないものはありません。
<こんな時はもう一度診察を>
1 発疹が赤くはれて化膿したとき
2 ぼんやり、ぐったり、元気がないとき
3 4日以上熱が続くとき
<保育園・学校>
お休みして下さい。1週間くらいして全部かさぶたになったら行ってかまいません。治癒証明が必要です。
<みずぼうそうの子に接触したら>
みずぼうそうがうつるのを防ぐために、予防接種をするという方法もあります。接触してから2日以内にうてば、だいたい効果があります。
<みずぼうそうの予防接種>
予防接種をうけておけば、みずぼうそうにかかってもとても軽くすみます。詳しいことは小児科医にご相談下さい。
Rustyは3歳1ヶ月のときにかかりました。 全身はでに発疹がでて、10日ぐらい薬をつけました。発疹のあとは1ヶ月ぐらいで消えました。
●ヘルペス口内炎
<どんな病気ですか?>
ヘルペスというウイルスの感染でおこります。38〜40℃の高熱が4〜5日続き、口内炎がたくさんでき、歯ぐきも腫れて出血します。口の中が痛いので、食べられず、ひどいときは水分も飲めなくなります。口の中の痛みは1週間くらい続きます。
<治療>
熱や痛みを抑える薬を使います。ヘルペスウイルスをやっつける薬を使うこともあります。
<家庭で気をつけること>
1 食べ物
口の中が痛いので、プリン、ゼリー、アイスクリームなどかまずに飲み込めるものがよいでしょう。
2 水分
十分に水分を取りましょう。果汁など酸味が強いものはしみます。牛乳や麦茶、ポタージュスープなどがよいでしょう。
3 入浴
高い熱があるときや元気がないとき以外は、がまんする必要はありません。
<こんな時はもう一度受診を>
・高い熱が3日以上続くとき
・元気がなくてぐったりしているとき
<保育園・学校>
よだれなどからうつるので、口内炎が完全に治るまで、1週間ほど休みましょう。
●りんご病
<どんな病気ですか?>
ほっぺがりんごのように赤くなるので、りんご病とよばれています。太ももや腕には赤い斑点やまだら模様ができます。頬がほてったり少しかゆくなることもあります。熱は出ません。ただし、大人がかかると、微熱が出たり腰や膝が痛むことがあります。
<治療>
自然に治りますが、かゆみが強いときはかゆみ止めを処方します。
<家庭で気をつけること>
1 食べ物
いつものとおりでかまいません。
2 入浴
かまいません。
3 運動
運動で体が熱くなったり日光に長くあたると、赤みが長引きます。
<こんな時はもう一度受診を>
1 かゆみが強くなったとき
2 高い熱が出たとき
3 元気がなくなってきたとき
<保育園・学校>
頬が赤くなったときは、すでにうつる時期を過ぎているので、行ってもかまいません。
●マイコプラズマ肺炎
<どんな病気?>
幼児から成人がかかる肺炎です。マイコプラズマという微生物が原因です。咳が強いのですが、発熱など他の症状は軽いのが特徴です。空気感染するので、家族内などで流行することがあります。
<治療>
マイコプラズマに効果のある抗生物質や、咳を抑える薬を処方します。
発熱が続いていたり、全身状態が悪い場合は入院を要します。
<家庭で気をつけること>
1 食べ物
普通で結構です。
2 入浴
熱も高くなく、元気もあれば入浴はかまいません。
3 感染
うつりやすいので、他の人との接触はなるべく避けましょう。
<こんな時はもう一度診察を>
1 咳が強くて眠れないとき
2 高い熱が2日以上続くとき
3 元気がなくて、ぐったりしているとき
<保育園・学校>
医師が治癒と認めるまでは、お休みしてください。
●インフルエンザ
<どんな病気?>
インフルエンザには、A型、B型、C型の3つのタイプがあります。その年により流行は異なりますが、主にA香港型、Aソ連型、B
型のどれかが流行します。症状はどの型もほとんど同じです。家中みんながかかることが多く、ふだん風邪をひかない大人でも高熱が出ます。
<症状>
普通の風邪に比べて症状がひどくなります。
高熱・・さむけと高熱、3〜5(〜7)日
苦痛・・全身がだるい、食欲がない
痛み・・頭痛、腰の痛み、ふしぶしが痛い
お腹・・お腹が痛い、吐く、下痢
咳鼻・・咳、のどの痛み、鼻水
<合併症>
重い合併症もあるので注意が必要です。
→肺炎、中耳炎、心筋炎、脳炎など
<家庭で気をつけること>
1 休む:家でのんびりして、充分な睡眠をとるのが一番のクスリです。
2 保温:寒くない程度の暖房、暑すぎない程度の調節をしましょう。
3 食事:食欲はなくてあたりまえ。好きなものを食べれる範囲で。
4 入浴:熱が高くない時を狙って、サッとはいってもいいでしょう。
5 感染:とてもうつりやすいので、解熱後2日たつまでは、お友達と遊ばない。
<いつ病院に行くか?>
2〜3日以上高熱が続くようなら、受診しましょう。元気がなくなった、何度も吐く、咳で夜眠れない、などいつもと違うぞと思ったら、早めに受診して下さい。
<保育園・幼稚園・学校>
出席停止です。治癒証明が必要なので、解熱後2日以上たってから医師の証明をもらって下さい。
<予防方法>
一番の予防方法はワクチンです。流行前の11月から12月中にやっておきましょう。1〜4週間間隔で2回の接種が必要です。
●インフルエンザ脳症
<どんな病気?>
インフルエンザウイルスが脳に侵入し、脳を破壊するためにおこります。急激に発症し、けいれんを起こしたり、昏睡状態になったりして、半数以上が亡くなります。命を取り留めても植物状態などの後遺症を残すことが多いです。残念ながら、今のところ、この病気に対する効果的な治療法はありません。ワクチンを受けるなどして、インフルエンザにかからないようにするしか予防手段はありません。
<症状>
発熱してから、1〜2日くらいの間にけいれんを起こしたり、昏睡状態になったりして発症します。発症してからは、半数以上が数日の間に死亡します。
<予防方法>
インフルエンザにかかってしまってからは、脳症の予防はできません。今のところは、インフルエンザワクチンを受けてインフルエンザにかからないようにするしかありません。現在までは、インフルエンザワクチンを受けている人でインフルエンザ脳症にかかったひとはいないようです。
●クループ
<どんな病気?>
風邪をきっかけにして、声帯(声を出すところ)のまわりが腫れて、犬が吠えるような咳(オットセイの声のような咳)がひっきりなしに出ます。腫れがひどいと呼吸が苦しくなることもあります。夜、突然起こることが多いようです。
<治療>
くすりを蒸気にして吸入させ、のどの腫れをひかせます。息苦しいときには入院する必要があります。
<家庭で気をつけること>
1 室内の加湿:湯気をたてる、加湿器を使うなど、空気を湿らせておくことが大切です
2 呼吸状態の観察:息苦しそうになるようでしたら、(救急)病院を受診して下さい。
3 食べ物:息苦しさがなくなったら好きなものを。
4 入浴:息苦しいときや高い熱の時以外はかまいません。
<こんな時はもう一度診察を>
1 息苦しそうになったとき
2 強い咳で眠れないとき
●溶連菌感染症
<どんな病気?>
A郡β溶血性連鎖球菌がのどに感染して、のどの痛み、熱、体や手足に粟粒のような発疹などが出ます。
手足の指先の皮が薄くむけることもあります。舌はイチゴのようになります。うつる病気です。
風邪とまちがわれやすい症状のため、発疹などが出たら、早めに受診しましょう。
<治療>
医師の指示どおり校正剤を1週間ほど飲みます。 熱は1−2日でさがります。
リウマチ熱や急性腎炎を合併症としておこすこと可能性があるため、きちんと最後まで薬を飲みましょう。
腎炎は溶連菌の症状が出てから1カ月の間におこってきます。この期間に尿検査をすることがあります。
<家庭で気をつけること>
1 食べ物
のどが痛いときは、熱いものはやめておきましょう。
2 入浴
熱も高くなく、元気もあれば入浴はかまいません。
3 感染
家族にも 感染する可能性があります。
<こんな時はもう一度診察を>
1 熱が2日以上続くとき
<保育園・学校>
医師が治癒と認めるまでは、お休みしてください。
Rustyは3歳6ヶ月のときに感染しました。 38度の発熱。2日目に受診し、校正剤を早めに飲んだため、5日目には治癒と見とめられました。
